世田谷競技会・男鹿駅伝結果(2017年7月1日)
2017年7月1日に開催された世田谷競技会5000mに23名の選手が出場しました。また、同日行われた男鹿駅伝にも日本大学チームとして出場しています。
<世田谷競技会>
15時現在のグラウンドコンディションは、気温23.5度、湿度87%、風はほとんどありません。夕方に少し日差しがありましたが、1日を通して、この季節としては走りやすいコンディションだったと思います。
-5000m1組-(トップ 16:21.43)
04位 16:28.77 川口 賢人(4年)
05位 16:28.87 宮崎 佑喜(1年)
1組エントリーの川口選手の他、3組にエントリーしている宮崎選手も出場。超スローペースのなか、最後までペースを上げることなく1km3分15~20秒くらいのペース走(3:18-3:20-3:18-3:17-3:15)。この後の3組にも2人で出場しており、5000mを2本走る練習だったのでしょう。
-5000m2組-(トップ 15:28.01)
01位 15:28.01 高野 千尋(4年)
02位 15:28.36 武田悠太郎(1年)
この組も2組エントリーの高野選手の他、4組にエントリーしている武田選手も出場。こちらも1km3分5秒のペース走(3:05-3:07-3:05-3:05-3:05)でした。それでも、1組よりは1kmあたり10秒近く速いため、後続はついてこれずにワンツーフィニッシュ。
-5000m3組-(トップ 15:18.55)
01位 15:18.55 川口 賢人(4年) ※2本目
05位 15:37.69 宮崎 佑喜(1年) ※2本目
1組に出場した2人が本日2本目の5000m。2人で先頭を引っ張る体制となり、1000mを3分00秒、2000mを6分02秒で通過。2000m過ぎには川口選手が後続を引き離します。その後はペースが上がりませんでしたが、1位でフィニッシュ。一方の宮崎選手は3000m手前で遅れ始め、20秒近く遅れてのフィニッシュ。2人ともにスパートはしていませんでしたが、2本目は苦しそうな走りに見えました。
-5000m4組-(トップ 14:48.69)
03位 14:52.75 武田悠太郎(1年) ※2本目
04位 15:10.09 高野 千尋(4年) ※2本目
14位 15:27.67 水玉 康太(1年)
29位 15:44.40 海瀬 大介(1年)
2組に出場した2人が本日2本目の5000m。その他に2人の選手が出場しています。この組も2人で先頭を引っ張る体制となり、1000mを2分58秒、3000mを8分54秒で通過するなど1km3分を切るペース走。武田選手は最後まで無理なく走りきった印象です。一方、高野選手は3000m過ぎに遅れてしまい、ラスト1000mは3分10秒くらい。やや苦しそうに見えました。他の2人は大きく離されてしまいました。
-5000m5組-(トップ 14:55.62)
08位 15:08.22 小林 陸大(1年)
16位 15:26.64 河村 祥平(1年) PB
25位 15:59.20 上杉 智哉(1年)
1年生3人が出場。1周目は河村選手、その後は小林選手が3000m手前まで先頭を引っ張る積極的なレース。1000m2分58秒、3000m9分02秒で通過。14分48秒を持つ小林選手が復調の兆しを見せてくれました。また、最後まで粘った結果、河村選手が自己ベストを1秒更新。おめでとうございます。
-5000m6組-(トップ 14:49.20)
03位 14:52.93 梅津 颯人(3年)
21位 15:06.46 河原 佑哉(2年)
23位 15:08.26 大塚 史也(1年) PB
29位 15:17.09 木田 元春(1年)
38位 15:51.23 井上 一紫(2年)
39位 15:53.96 廣田 全規(2年)
6月の記録会で1年ぶりに復帰した梅津選手が復帰2戦目。見たことないユニフォームだったため最初は見落としてしまいました。ペースは1000m2分56秒、3000m8分59秒で通過。ラスト1000m推定2分53秒の梅津選手が組3位。調子を上げてきていますね。また、大塚選手が4月に続いて2度目の自己ベスト更新。力をつけています。
-5000m7組-(トップ 14:42.28)
21位 15:21.84 斎藤 拓海(2年)
34位 15:55.58 川崎 鉄太(4年)
ペースは1000m2分58秒、3000m8分58秒で通過。川崎選手が2000m、齋藤選手が4000m手前で遅れてしまいました。14分34秒のベストを持つ齋藤選手ですが、入学後は15分以上かかるレースが続いており、苦戦していますね。
-5000m8組-(トップ 14:51.67)
12位 15:03.77 豊田 昴暉(4年)
24位 15:15.59 大平 健太(2年)
ペースは1000m2分58秒、3000m9分02秒で通過。3000m過ぎにペースが上がると2人ともに集団から遅れてしまいました。豊田選手がラスト1000m3分を切り、最後に順位を上げています。
-5000m9組-(トップ 14:31.25)
09位 14:44.50 高橋 佐介(1年)
14位 14:50.32 町井 孝行(4年)
ペースは1000m2分55秒、3000m8分48秒で通過。町井孝行選手が集団前方、高橋選手が後方を走行。じわじわと順位を上げた高橋選手がラスト1000mを推定2分54秒でまとめるなど、力強い走りを見せてくれました。6月以降、調子が上がってきていますね。町井孝行選手はいいペースでしたが、後半失速しベスト更新ならず。なお、藤原選手が途中棄権しています。
-5000m12組-(トップ 14:20.80)
17位 14:45.69 西尾 成世(2年) PB
ペースは1000m2分50秒、3000m8分46秒で通過。西尾選手は縦長の集団の真ん中あたりを走行。最後までペースを落とすことなく走りきり、自己ベストを3秒更新しました。5000mでは安定していますね。10000m30分37秒のタイムがあり、スピード強化でさらに記録を伸ばしたいところです。
-5000m15組-(トップ 14:13.49)
22位 14:36.87 金子 智哉(2年)
ペースは1000m2分52秒、3000m8分35秒で通過。金子選手は集団の真ん中あたりを走行し、3000mは8分40秒。後半はそれほどペースが上がらず自己ベスト更新はならずも、今回のチームトップタイム。昨年後半から調子を落としていたように見えましたが、ここ2戦は本来は復調を感じます。
<全体まとめ>
14:36.87 金子 智哉(2年)
14:44.50 高橋 佐介(1年)
14:45.69 西尾 成世(2年) PB
14:50.32 町井 孝行(4年)
14:52.75 武田悠太郎(1年)
14:52.93 梅津 颯人(3年)
15:03.77 豊田 昴暉(4年)
15:06.46 河原 佑哉(2年)
15:08.22 小林 陸大(1年)
15:08.26 大塚 史也(1年) PB
15:10.09 高野 千尋(4年)
15:15.59 大平 健太(2年)
15:17.09 木田 元春(1年)
15:18.55 川口 賢人(4年)
15:21.84 斎藤 拓海(2年)
15:26.64 河村 祥平(1年) PB
15:27.67 水玉 康太(1年)
15:37.69 宮崎 佑喜(1年)
15:44.40 海瀬 大介(1年)
15:51.23 井上 一紫(2年)
15:53.96 廣田 全規(2年)
15:55.58 川崎 鉄太(4年)
15:59.20 上杉 智哉(1年)
この時期としてはコンディションに恵まれたのもありますが、自己ベスト更新が3人でたのは嬉しいニュース。また、5000m×2本など新たな取組みも見られました。全体的にタイムはまだまだですが、1人1人が力をつけていくことでチーム力が向上します。そのきっかけになってくれるといいですね。
<男鹿駅伝>
-総合結果-
01位 3:05:53 東洋大学A
02位 3:06:21 日本体育大学
03位 3:06:34 日本大学
04位 3:07:50 創価大学
05位 3:10:03 早稲田大学
昨年は主力が全員出場。区間賞を3人獲得し、3:03:23で見事優勝を果たしました。今年はワンブィ選手以外は、故障明けや駅伝経験の少ないメンバー構成。故障者が夏前にレースを走れるようになったこと、関沼選手の区間2位などを見れば、思ったよりも悪くない結果だったと思います。ただ、下級生中心の他大学に後れを取っているのも事実。逆転の秋を目指して頑張って欲しいです。
-1区(9.6㎞)-
01位 0:28:51 田上 建(東洋大学A)
02位 0:29:09 真柄 光佑(早稲田大学)
03位 0:29:24 小田 太賀(東洋大学B)
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06位 0:29:40 横山 徹(1年)
横山選手が1区に登場。今年の都道府県対抗駅伝では1区12位と好走している選手です。入学以降は記録会への出場も少なく、本調子ではない様子。ここも上位から1分近く離されてしまいました。
-2区(9.5㎞)-
01位 0:26:49 パトリック マゼンゲ ワンブィ(3年) 区間新
02位 0:28:02 中川 翔太(日本体育大学)
03位 0:28:25 福田 悠一(創価大学)
昨年石川選手がマークした区間記録をワンブィ選手が大幅に更新。2位以下の選手を大きく突き放しました。ロード、駅伝での走りにも慣れてきましたかね。
-3区(13.195㎞)-
01位 0:38:57 山口 和也(日本体育大学)
02位 0:39:00 作田 将希(創価大学)
03位 0:39:03 吉川 洋次(東洋大学A)
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05位 0:40:00 山﨑 一輝(4年)
6月の日体大記録会で復帰した山崎選手が最長区間に登場。タイム・順位ともに良くありませんが、これまでも春~夏は苦手な選手。夏前に走れる状態まで戻ったことをプラスに考えたいですね。
-4区(9.1㎞)-
01位 0:27:36 田中 龍誠(東洋大学A)
02位 0:27:53 小縣 佑哉(日本体育大学)
03位 0:28:01 梅木 陸(創価大学)
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04位 0:28:08 阿部 涼(2年)
全日本予選で苦しんだ阿部選手。同組で1分近く離された小縣選手との差を15秒まで縮めました。ロード向きの選手だと思いますので、夏の飛躍に期待したいです。
-5区(7.62㎞)-
01位 0:23:11 鈴木 大海(創価大学)
02位 0:23:12 飯島 圭吾(東洋大学A)
03位 0:23:18 渕田 拓臣(早稲田大学)
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06位 0:23:34 小坂 太我(2年)
春シーズン調子を落としていた小坂選手が出場。昨年の岡野選手からは1分近く遅いタイムですが、復活へのきっかけにして欲しいですね。
-6区(3.9㎞)-
01位 0:13:37 岩室 天輝(日本体育大学)
02位 0:13:40 関沼 和暁(1年)
03位 0:14:03 古江 治夏(東洋大学A)
3.9kmという短い登り区間で関沼選手が好走しました。昨年との比較でも、このタイムは今年の箱根5区4位の安井選手(早大)から7秒遅れ。昨年の区間上位2人は箱根5区に出場しました。川口選手の後継者となってくれたら嬉しいです。
-7区(8.38㎞)-
01位 0:24:10 菅原 勇聖(東洋大学A)
02位 0:24:25 小松 力歩(日本体育大学)
03位 0:24:43 松木 之衣(2年)
松木選手もレースに復帰。タイムはまだまだですが、数少ない10000m29分台の選手。怪我なく夏を乗り越えて欲しい。
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